景色はゆるやかに変化する

ぼくたちもゆるやかに変化する

変化するグラデーションの

境界線が消えるころ

遠い花火は風に散り

夏の訪れをやわらかく告げた

夏という華やかに見える季節も、訪れる足音は仄かなのだと、夕暮れの花火を眺めながらとりとめもなく思ったのでした。変化する季節の幽かな感覚をどう表現したらよいものかと、詩人気取りのうさぎさんはもの思うのでした。暑すぎず心地よい秋田の7月です。

よい週末をお過ごしください。