長男の野球の試合を応援していたら、上から秋が降ってきた。
上を見上げたら、3分の1くらい黄色の葉っぱになっていた。
試合が終わって、息子が泣いて帰ってきた。
勝ったのになぜ泣いているのか聞いたら、
夫に悪かったところを指摘されたからだそう。
夫は野球に関しては割と厳しい。わたしよりずっと、息子に期待という名のプレッシャーをかけている。
「もうやだ、僕は野球やめたい!」と息子が泣いたので、
「じゃ、来週から陸上部においでよ!一緒に走ろうよ。」
…と、すかさず勧誘をしたら、
夫に「あんたはおそろしい奴だ」
…と言われた。
途中の会話は割愛しますが、あんたの荷物を3分の1くらいに減らしちゃうもんね的なことを冗談で言われて、
そしたらわたしも市役所行って離婚届にハンコ押して、その減らすに荷物とやらを愛知に送って豊橋でほぐほぐうさぎするもんね、と咄嗟に笑って言い返した。
咄嗟の言葉には割と本音が含まれていると思う。
夫婦の絆は固いようで、実は脆いかもしれないとは常々思うことで、明日何があるかもわからないからこそ、こうして夫婦で他愛ない話ができるのはありがたいことで、神さまに関しては絶対いるという言葉を使うけれど、それ以外のことには絶対なんてナイと思いながら、手のひらの黄色い葉っぱを眺める午後でございました。いつも近くにいて話し相手になってくれてありがとうございます。ずっと一緒にいても飽きない人に出会えて幸せだなぁと思います。
9月の晴れた空はどこまでも続き、半分まどろみながら、さて次男のお菓子作りを手伝うか…と重い腰を上げるところでございます。
よい週末をお過ごしください。
写真は落ちてきた葉っぱ🍃