あんたは意識を定めると目的に向かって邁進するけど、何もないとあんまり努力しない…というニュアンスを夫が呟いてて、ああ私のことをよく見てるなぁ…と思いました。

陸上競技はじめスポーツ全般を考えると、私はアスリートに向いてないと個人的には思います。なぜなら、競争心が薄いので。ただ自己顕示欲はあるので何かしら目的がハッキリすると、達成する為の努力を少しはします。性格を表現するのにたまたま陸上が合っていたのだろうと思います。複雑なことを考え続けられない性質も含めて。

面白いもので、ただ「楽しみなさい」と言うだけなら、正直陸上に関して言えば試合は必要なくなります。近所を走れば良いだけですから。スポーツとして競技に取り組む時には「楽しむ」と「挑む」気持ちを持ち続けることが大切なのかなぁ…なーんてふと思ったのでメモしました。個人的にはライバル視をあまりしたくないしできないので、数字を目標にするのが向いています。競争心が強い方はそれを内に秘めて競技に向かえば良いと思います。以前も書いたと思いますが、再確認のために改めて意識をたたき込みます。大切なのは己を知ることでしょうね。

私が陸上をやってよかったのは紛れもなく「天才」(その後オリンピック選手)に早いうちに出会えたからなのですが、中学1年で全国優勝をした旧姓池田さんの存在は大きいです。「あ…どう頑張っても追いつけない…」と思える存在が目の前にいたことは、その後他の分野でも同じく「追いつけない」という絶望を繰り返し続けてるのですが、やっと開き直って今があると感じます。あ…追いつくって言葉を書いてるから、競争心もあるにはあるんです。追いつこうとしても、まるで歯が立たない存在の方が私の関心事の1つです。

人間それぞれ役割を与えられてると仮定した時に、陸上の天才はそのままその道を歩まれる率が高いですし、わたしはたまたまそうじゃなかっただけ。

ただ、そこで学んだエッセンスは何かしら活きていると感じます。

2年間続けたコーチ業も、あいにく今はお休みしてますが、なぜ続いていないかと問うてみたら「私にはまだ早かった」んだろうなぁと思っています。秋田の人に対する理解が浅かったのと、結果を急ぎすぎました。

議論や話し合いを重ねて構築しようとする私と、様子を見ながら人を傷つけずに慎重に進めたい秋田の人の感覚の壁を見抜けなかった。白黒つけない日本人らしさを秋田では他の地域より強く感じます。そして、「こうですよね」と言葉でくくられることを嫌う。とにかく、人を観察しながらじっくり付き合う土地だと気づくのに5年かかりました。あとは親御さんとの連携ができなかったのは、個人競技しかやってこなかった自分の脆さですね。失敗には必ず行動の中に理由があります。

まあこれからもつまずきや失敗は繰り返すでしょうし、またチャンスがあれば何かしら巡ってくるので、いかに意識を置いて動くか…を考えるしかないのですが、起き上がり小法師のように、色んな方法でトライとエラーを繰り返したいなぁ…なーんて思っています。

なんでそう思ったかといいますと、陸上を忘れかけた頃に陸上で出会えた方から連絡をいただいたり、ゆっくり話ができたからです。コーチ業もハタからみたら失敗かもしれませんが、10人足らずの部員で2年連続県大会出場、表彰台に2人も乗ってくれて良い夢を見れたので後悔はしていません。地区大会では6人決勝のうち5人入賞なので勝率は高かったと思ってます。

今日は頭の整理の日記になってしまい申し訳ないのですが、また試合に出られる日を夢見ながら、令和元年の自分を1つでも超えられたらなぁ…なーんて思ってます。

そのためにはコロナ太りとなまりを解消しなくては…ですが(汗)学生の皆さんも諦めずに目標を設定してほしいです。

モチベーション維持に、陸上の雑誌を今月は2冊買いました。朝、記事を書いてる方から話を聞けて、ふむふむ…と思いながら、現実は丸一日野球に捧げてます(汗)長男も次男もがんばりました🙌体重を落としたいせいか、そのままな題名の本も…😅


長々と失礼しました。オチがなくてすみません。
ではでは。