2日後は東北マスターズです。
今日は午前中に学校のプールのハンコ押し係があったので練習ができず、月曜日以来走ってないので午後1時間半ほど調整をしてきました。
コーチとはいえ、主役は子どもたちなので普段の練習は時間にしたら10〜15分程度です。
一緒に基礎をやって、流しで走って、各種目練習になった時は10分ずつくらいパトロールしながら、目を離すと大体「体操座り」でまったりしだす子がいるので、その隙を狙って見本と称して走らせてもらってます。
名付けて1石2鳥大作戦ですが、冬のトレーニングに7割以上出たら子達は、なんらかの形で賞状という形になってるので方向性は間違ってないと思います。まだまだ研究含めて道は長いですが、夢中になりすぎても私の場合は仕事が疎かになるので、コーチさせてもらえる間は気長に取り組む…という感じでいいのかなと思います。
これは欲というオソロシイものと密接に関わるのですが、1つのことに夢中になりすぎているよりも、全体的にバランス良く取り組む工夫をした方が私の場合はうまく回る気がします。
もちろん1つに集中したほうが良い時期もあるのですが、中学の時は勉強も大人にも納得してもらえる成績を維持しながら陸上でも想像以上の記録で全国に行けて、高校の時は勉強をある意味捨てて陸上に賭けましたが結果としては全国を逃しました。どちらも県で優勝しましたし、記録的には高校で伸びた部分もあるのですが、インターハイを目標に置きすぎて、目の前のことにきちんと取り組む努力が足りなかったかな…とか、そんな感じの反省会を今さらですがおばさんになって反芻してて、反省から生まれたことをコーチとして伝えてます。走りのコーチなんて誰でも出来ますが、説得力を持って伝えるとしたら、見たもの学んだことをどこまで深く理解できてるかを問われていると感じています。なのでここで多少あれこれシェアしたところで、何かを奪われるとは思ってないですし、おお…と感じていただいた方は何らかの形で繋がるので、発信も私のコーチの仕事の1つです。わたし1人のチカラで出来ることなんてたかが知れてますから、いろんな方のチカラを借りてます。
今を生きる、とよく言われますが、なんて難しい言葉だろうと改めて思います。
ちょっと書きたいことからずれてしまいそうなので、ここから先は今日やったことを備忘録としてまとめて書いて終わります。
ジョギング、体操、基礎、ながし(ここは部活でも2〜30分かけてしっかりやります。)
ハードル3台×5本、ハードルなしで80mエアハードルながし×3本、100m歩数をカウントしながら走る×3、150mながし、幅跳び助走7本くらい
ジョギング、体操…以上です。
普段できないハードルにチカラを入れました。スタートから何歩で行こう…という技術的な確認はしておかないと、テストで出る箇所はわかってるのに何もしない(できない)で臨むチャレンジャーな人のようになってしまいます。ばりばりのA型で堅実な部分も大事にしたいので、できる範囲でのやれることは大切にしたいものです。
体重も一時的に49キロになりましたが、おそらく50キロ前半くらいで挑むと思います。(身長は166cm..165になっちゃったかな…)
息子らは練習試合だし夫もそちらに行くと思うので孤独な試合になると思いますが、だからこそ気楽に気を引き締めて挑戦してみたいです。
試合の当日のわくわくした鳥肌が立つ感じを今日運転中に思い出しまして、走ることに関しては試合があるって本当にありがたいなと思います。
地元大館での東北大会なので審判依頼も来てますが、できる範囲協力して良い試合になるといいです。
…とはいえ、跳躍に出るのに跳躍審判って、試合しながら補助もするのかしら…👀?と、出来ればハードル終えた後にできる仕事はないかと交渉を考えてます。やはりお金を払って自分の発表会をしながら跳躍のサポート…って、不器用な私に出来るんかいな…と、不安にはなりますので😅🌀
まずは初めてのマスターズ大会を楽しむための、事前の準備みたいなところを書かせていただきました。
試合だけでもツマラナイし、練習だけでも物足りないので、両方から逃げずに楽しむ自分なりの方法をあれこれ文字にしています。この辺りが、学生時代に漠然としながらも言語化するまでハラに落ちてなかった感覚なのかな…。
試合の日に安易に「楽しんでこい」とか「リラックス」と言われるのが実はちょっと苦手で、練習の中で楽しむこととリラックスをトレーニングして、試合でそこにきちんと合わせるには最終的には「いい集中の中で臨みなさいよ〜」が自分にも、そして生徒さん達にも私が求めるものでございます。集中…なにの「中」に「集」めるかと言いますと、やはり自分にとことん向き合うのだと思います。
競うものではありますが、自分の技のパフォーマンスを披露する場所として自分の求める美しい放物線やフォームを合わせるのが最近の楽しみですね〜。道は長いです。もし続けられるのであれば。
楽しめとリラックスは、ややもすると緊張感に欠ける落とし穴があると1年間コーチをして学びました。意味の幅の大きな言葉は、意図を捉え間違えられるとイタイのでひと様に使う時は要注意です。(←昔、全国大会の時に自分が言われて非常に困惑したので…😅試合で楽しむって何なん…?の、答え合わせを、コーチ兼選手としてやれてしあわせだなぁ。)