中学にも高校にも陸上の恩師はいるのですが、高校の恩師が定年退職との連絡をいただきましたので、お礼の手紙がてら似顔絵を送りました。

29日は地元愛知でたくさんの生徒が集まり良い会だったそうで何より。

母校で長い間勤め上げられまして、私は先生の赴任と同時に入学したので一期生になります。先生が37歳の時だそう。

先生ご自身も確か100mで国体の決勝に出まして(2位…だったかな)、どこか達観したところのある、熱血なことをあまり言わないけれど大切なことは伝えてくださる素晴らしい指導者でした。常に冷静。

最初の弟子で最初のインターハイに行きたかったんですが、選手としてのピークに靭帯を損傷して高校2年時はシーズンを棒にふり、高校3年で意地で県大会では優勝できたものの東海大会で涙をのみました。あ、インターハイ行ける!と思った1本は、残念ながらファール。勝負の世界は残酷です。

思いが強すぎるよりもほどほど無心な時がいいというのは、中学3年と高校3年のそれぞれの県優勝で学びました。

全国行けたらラッキーくらいの気持ちの中学3年時には全国ランキング4位になって、何がなんでもインターハイ!って気持ちになった高校3年時には念になって重くなって行けなかったんでしょうね…。

ほどほどの気持ちで臨むことをこのあたりの経験やら経緯から重視しています。

面白いことに、その後の勉強でも早稲田に行けたらラッキー…くらいの時に行くチャンスが与えられました。

早稲田に行きたーい!って受けた高校3年の頃ではなく、なぜか大学3年時に道が与えられました。この分野を深く学ぶなら早稲田がいいよ…とフェリスの恩師に導かれ。(まあ高校3年時は記念受験だったので、きちんと過去問を解いて臨んだ第1志望はフェリスだったのですが…)

無心と無欲は無敵…と今も感じてます。

性格的にはついつい熱くなってしまいますが、冷静な部分を持ちながらコーチしつつ選手してゆきたいものです。

今回恩師のメッセージを聞けたのですが、塩ビパイプを切ってハードル作ったり、実は競馬にハマってたり、先生って結構私と似てるんだ~🤣と笑ってしまいました。

先日、ちょうど塩ビパイプを買ってたところなのです…。ハードルをDIYしようと思い。

競馬は、陸上やった人は似てるからハマっちゃうよね~…と思いながら聞いてました。私は今はやってないですが、新聞与えられたら即調べ始めると思います。分析が好き。

リオ五輪に選ばれた長距離の鈴木亜由子選手はじめ、箱根を走る選手やインターハイにも何人も連れて行った指導者なので、定年した今も地元ではカリスマ陸上コーチだそうです。

先生が育てたはじめての生徒が真面目でちゃらんぽらんな私で申し訳ない気分になりますが、秋田で私も指導者としてもぼちぼちやってゆきたいなと思います。先生にはこれからも元気に活躍なさってほしいなと祈ります。

陸上がんばると書く割には最近食べてる量が増えてるので、明日も雪かき頑張ります。昨日も今日も雪かき頑張った!誰も褒めるわけではないので、自分で褒めまくって今年を終えます。

1本前の記事でよいお年をと書きましたが、こちらが最後のよいお年を…です。

変わらず明日からも書き続け、走り続けたいものです🏃‍♀️❤️

ではでは🍀