ずっと好きだったのに、なぜか思い出せない漫画があって、それは確かに自分を鼓舞してくれるパワーがあって、どこかで早くシナプスが繋がってくれないかなぁと思いながら、日常の流れの中ではさほど重要ではなかったのかもしれないと淡々と日常を過ごしていた。

ふと、なんで私は中学時代に「永井真理子」のファンだったのだろうと思案していたら急に一気にスイッチ全開で思い出して、「ミラクルガール」はYAWARAの主題歌だった!!と、慌ててYouTube先生に再生してもらったら、自分はびっくりするくらいに「柔(やわら)ちゃん」に憧れていた過去を思い出した。

漫画も読んで、アニメも欠かさず観て、「短大の女の子が最強設定」も素晴らしすぎる…と、ちょっとだけ女子大という場所に憧れたのもそういえば柔ちゃんだった。

この漫画を思い出したら、一気に芋づる式に色々繋がった。

わたしはスポーツやらパーソナリティは「やわらちゃん」になりたくて、お嬢様にも憧れてたので「本阿弥さやか」とか中尊寺ゆつこさんの描くOLにもなりたくて、お母さんになってからは「ぽっかぽか」の主人公麻美や、クレヨンしんちゃんの「みさえ」みたいなあっけらかんとした母になりたいとぼんやり思っていたことを。

そんな言語化が出来なくて、将来の夢は「魔法使い」と本気で思うわたしの小学生時代はそのまんま「ちびまるこちゃん」ですが、文字にするとだいたいの夢は叶ってる!と踊りたくなった。

今の時代の最高に素晴らしいところは、原作者がどういう感情でストーリーを作ったのかを割と丁寧に記事にしてくださってることで、それは私にとって福音以外のなにものでもない。

ぶっ飛んだ漫画という点では「ドラゴンボール」や「アラレちゃん」並の炸裂感溢れた天才も大好きですが、浦沢直樹さんは地に足の着いた「本当にいそうな天才」を描く天才だなと改めて思いました。

柔ちゃんとさやかさんを試しに書いてみたら、さやかさんは少しペンのタッチを変えてる気がします。

まあ、わたしの人生は回り道だらけでして、これからも色々あるでしょうけれど、長いこと続けている「自分歴史を掘り返す」作業をしてますと、思わぬ発見があって面白いものです。

柔ちゃんは気持ちいい一本背負いが持ち味で、カッコいい反面「んもう、私普通でいたいのに…!」という部分を強調するクセ者でもあります。斜めから読むと。

浦沢直樹さんの言葉を借りると、「根性を持って努力すればだんだんと花咲くっていうのが『巨人の星』だけど、僕の『YAWARA』は天才はいる、強いヤツは最初っから強い、って方向。

…と、Wikipediaで書かれてまして、わたしも人生で「こりゃ無理だ!」という天才さんに沢山出会えたおかげで己を知って粛々と生きることに迷わなくなった気がします。…けど、往生際が悪くてまだまだ色々試してる最中ですが、「マイペース」にいつ気づけるかは人生最大のミステリーかもしれませんね。

一気に柔ちゃんを書いてみました。

自分の中の「オラオラッ!」とした動物的な闘志はどう隠してもはみ出てしまうと思うんですが、最後に最も強そうに感じてしまうのは「普通でいたいのに無敵」な柔ちゃんじゃないかなぁと思ってまして、それをふまえで自分に落としこみますと、「生活に忙しい田舎の三児のおばさん」が、「無駄に俊足で女子高生と対等に走る」設定でリアルシナリオを書いて実践した1年でしたが、1人くらい「なんだこいつ⁈」と少しでもびっくりしてくれたら嬉しいな〜と思います。個人的には秋田県記録を3つも越せて、昔だったら絶対にムリだったであろう東北記録を越えられた大満足のシーズンでした。

事実は小説よりも奇になる人生を描きたいものですね…。トレーニングがんばろ…。

ただの白昼夢ですが、もう夢の中に入らなきゃな時間なので寝ます😶久しぶりに0時を超えてしまった…🌟

ではまた😊