大館記念病院の院長、対本先生の健康講座に通いなんだかんだで1年以上経ちました。大館に住めてラッキー😊…と思える私の月に1度の最大の楽しみです。
今回のテーマはお茶。茶は長寿の友というお話でした。
毎回行く度に感じるのは、対本先生の知識の豊かさと、惜しみなく提供してくださる太っ腹感です。昨日はいつものナガハマコーヒーに加えて、お茶も提供してくださいました。ヨックモックのクッキーがハチ公で、ここはハチのふるさと大館市。ヨックモック本社が根津美術館の近くで…と仰ってて、すっかり忘れてましたが高校の修学旅行で自由行動の時に行った場所が青山のヨックモックでした。カフェでお茶したいという田舎の姉ちゃんの夢が叶いました☕️✨
話を戻します(汗)。お茶と禅宗は切っても切り離せない関係です。栄西、明恵上人、白隠禅師のご紹介にはじまり、陸羽の茶経、喫茶養生記、千利休、岡倉天心、茶の十徳、陰陽五行と身体のつながりなど東洋医学も交えて、興味深いご説明や原典の引用、そして特筆すべきは流れるような読み下しに一人で感動しています。やっぱり対本先生はプロ中のプロのお坊さま。東洋の思想を学びましたと言ってもぺぺッと学んだだけのぺーぺーの私とは格というものが違います。
実は女子大時代に卒論何にしようかな~…と選んだのが「菜根譚」でして、日本文学科なのに漢文ゼミを選び、その中に「茶もお酒も高くなくても良いから切らさないようにすべし(←うろ覚え…)」という一行を読んでガーン!このおじさんすっごい良いこと言ってる…となって、研究しているうちに「あんたもっと学びたかったら早稲田に編入したら?」と教授にすすめられて哲学科なんぞに流れついたので、お茶が運命を導いてくれた気がします。う~ん、早稲田のスポーツ科落ちたのに、真逆みたいな学科でいい子ぶりっこしてしまったけれど、卒業から20年くらい経って再び学びとして役立つ日が来るなんて、人生って面白いですねぇ…。スポーツ大好き人間が文学少女だった過去のおはなし。似合わないけど仕方ないですね〜。
因みに女子大の日本文学科を選んだのは模試で唯一のA判定だったので確実に行こうというA型気質の私の舵取りで、実技で行けるだろうと余裕こいてた体育学部はあっさり落ちたので、準備しないとダメだと学んだのは大学受験でございます。10年分過去問解いたところに行き着きました。入学させてくれてありがとう🙏
…と、しみじみ長々と脱線してしまいましたが、茶は養生の仙薬なりと喫茶養生記にもあるように、お茶はよいことだらけだと思います。
対本先生も今回のテーマに関しては、科学的な分析(カテキンがうんたらかんたら…)よりは、文学的教養を重視して原文を主に提供して下さいまして、全部読み出したらこれまた果てしない世界が待ってますが、ほぐし屋の教養として陰陽五行と身体の相関図は腑に落としてゆきたいものです。(開いているのは東洋医学の教科書 ナツメ社p42)
小学生の県大会予選も近くなり、講座が終わったら即学校へ直行、子供を励まして喝入れて茶を飲んで私も走る…みたいな生活ですが、好きなことを学びながら自分も好きなことを語りながら聞いてくれる人がいるってありがたいな~…と、引き続き小さな循環システムを元気に回してゆきたいものです。小さくパーマカルチャーな日々。
朝のお茶と、先日の投稿からマクラメ編みのご依頼をいただき、編んで描いてほぐす日々…。
お読みくださりありがとうございました。
走り書きですが、ノートもつらつらとまとめています。よろしければご覧ください。
は〜…。講座を楽しみに来月までまたがんばろ…!