遅くなりましたが、長男次男を連れて観に行って参りました。
正直、英語でThis is a penなんて言えなくてもいいから、Queenのマーキュリーは抑えてほしいという親心という名の教育です。
見終えた後に3人で「また観たい!」となったので素晴らしい映画でした。
私にとってのQueenは高校時代の支えという感じでして、観た瞬間から立体的にフラッシュバックしました。高校に入ってからは追試だらけの劣等生だったんですが、親容認の劣等生なので特に気にせず、どこか大学入れたらいいな~程度に授業を聞いている感じでした。今がおそらくピークの陸上に集中させてください、とだけ伝えました。進学校に行きながら申し訳ないと思いながらも、スポーツは残念ながらピークが早いのです。
現代文読んでても、作者の意図は…なんて問いに「作者なんて書きたいから書いてるんだし、仕方ないじゃん…」とツッコミ入れてたので、文学部って名乗るのはいまだに申し訳ない気分になります。
…で、家で何をしてたかといいますと、音楽を聴き歌詞やCDに書かれたヒストリーを読みまくり、漫画や本を読み、眠くなったら寝る…です。
20年以上前にしては珍しく、音楽を聴きながらウォーミングアップするという技を編み出しまして、それは自分のリラックスにとにかく必要で、ピークを決勝に合わせるために予選ではこれ…など1人で選曲して集中してました。CDプレイヤーくるくるさせながら、試合前に聴いてたんです。
高校では音楽、美術、書道が選べたのですが、兄の勧めで音楽を選びました。音符が読めるからまあいいか…という感じで。今思うとモーツァルトのアマデウスを観たり、こっそりドイツ語で第九を暗記したり、よい選択をしたなと思います。
少し脱線してしまいました。そんな感じで音楽と仲良くしてた高校時代にQueenに出会い、ハマります。なんだこの音楽⁈って。
ベースになる音がズドンと響くし、歌詞もわたしには衝撃的かつカッコよくて、マーキュリーは天才だ~!と思ってたので、彼の素晴らしさを再確認できて感涙です。
私が語るまでもなく、命の根底に響く歌詞だし、狂ってるギリギリの感じが好き。
ボヘミアンラプソディーなんて、ママ…人を殺しちゃったよ…って、手の震えまで伝わりそうな歌詞ですよね。その息遣いが好きです。
沖縄に住んでた頃もQueenが再ブームでして、I was born to love youの歌詞に震えてました。
With every single beat of my heart..って、毎鼓動ごとに生きてる実感が伝わるマーキュリーのストレートな素晴らしさよ…💓心が震える歌詞を素晴らしい音楽に乗せられる天才だなと心から思います。
Queenの歌詞の数々は今もわたしの中で輝いていて、ちょっと口ずさむだけで元気が出るユンケルみたいなものです。
息子らとこの映画を楽しめて良かったなと思います。マーキュリーの栄光と孤独が丁寧に描かれていました。
もし機会がありましたら、ぜひご覧ください🍀マイケルジャクソンのthis is itを観た時と似た、音楽のカリスマを大画面で観れたことに大満足でございます🎬