修羅くんは剣道の天才で奈良の柳生に住んでいる。

子どもの頃に六三四の剣をテレビと漫画で見て、

修羅の剣にすればいいのにと思うくらい好きだった。

冷静に状況を読んで

誰よりも速く攻めて

鮮やかな剣さばきがかっこいいと思った。

おまけに医師を目指すくらい賢くて、

修羅になりたいと憧れたものです。

文武両道を目指す原点の漫画を

何度も読み返し、

また機会があって読み返し、

やっぱりすごいと思うのです。

修羅くんみたいに雑念なく

あるがままを見据えながら

人生を歩みたいなぁ~と

改めてリスペクトしながら

何度も何度も描きながら、

少しは昨日より近づいたかな…?

と思いながら、

飽きずにこれからも

修羅くんを描き続けるのです。

好きな人を描くのは難しい。

色んな思いが混ざるから。

でも何より楽しいのは

好きな人を描き続けることでしょうね。

授業をサボりたい日は

先生の似顔絵を描いていた私の、

うっすら道になってきたもの。

それがわたしの絵を描くこと。

午後のつぶやき。