今日は市日(いちび)で出店しました。雨で出店も5軒のみ。すっかり寒くて秋田の秋を感じる一日でした。

出店の場所が少しだけ出世して、入り口付近に。

まあお客さんも来ないだろう…からのもみほぐし、自宅サロンにお客さん~出張でもほぐしまして、計6人の方の身体に触れさせていただいた、忙しい1日でした。びっくりです。

やはり市日はゆっくりのリズムが楽しくて、「もみほぐし」という言葉をじっと眺めながら「もみほぐしってきのこがあるのかい🍄?」というおじいちゃんに「きのこじゃないです~😅」と伝えたり、人生についてかなり悟ってる出店者さんのお話しを聞いたり、この小さな空間でストーリーがあります。小さいからこそ、光る人がいる。

なんでもなく生きてる人。

…こういう方は、私のような俗まみれの人間には何も言えません。

飄々としてる。

私はそういう方を尊敬していて、ストーリーにして書きたいのですが、その前に今はSNSやブログでは文字にして「りかちゃん」形成作業をしています。

私という本当に何でもない存在として生きながら口笛吹いてるおばさんを、自己顕示欲の塊みたいな私が「こんな風に生きております」と文字にしたがる。

この文字にしたがる俗な「私」は、時に自分でもうるさく感じます。

文字で私という人間をどこまで表現してどう伝わるんだろうという実験です。自分に僅かでもアーティスト性があるならば、おそらくその部分が書いている。

人間の二面性みたいなものがあるとしたら、わたしは何でもないんですと生きている実生活の私も、文章を通じてで人格を作る自画像的な私も両方で「わたし」だなぁ…と非常にややこしいことを自分という容れ物に感じております。

この文章を書くことによって、「あの人はこうするだろう」みたいなひと様から見た自分像が、お会いしたことない方にも伝わるかもしれないなぁ…。こういうことを10月の前半に書こうと思っていたのに10月が終わるギリギリで文字になるなんて、皮肉なものですね…。10月は文章書く月と決めて、最後に書けて良かったです。

長くなりました。

今までお会いした方々の中で、きちんと努力した先にある豊かな方々にもリスペクトしながら、同じくらいに何でもないですよという風情で光ってる方に焦点を当てたくなり、これからは時間を見つけて、その何でもなく生きる爽やかさみたいな部分や悲哀だったり独特の間のようなものだったりを書ける人間になりたいなぁと思ってます。

今日みたいに忙しいと難しいと思ったんですけどね。でも忙しい日に限ってストーリーが出来たりする。

やっぱりややこしい人間だ、わたしは…。

ではでは長文お読みくださりありがとうございました。

写真は市日の様子。雨や風の強い朝でした。

出店者さんやお客さんとゆっくり話せるこの空間が好き。