「ハーバード好き」って言うと笑われちゃいますが、サンデル教授を皮切りにたーくさん出版されてるハーバード関連の本を読むのが大好きです。
だってハーバードに行った人の書くことは無駄がなくて面白いから。行った空気を纏った人がどんなことを見てきたのかを知るだけでも、本の価格の価値はあると思い好んで読んでます。
今回はハーバード医科大で学んだ柳舘富美さんと、川﨑康彦さんの本。
柳舘さんもホリスティックな観点から医療を見てらっしゃいます。
今後、この分野がもっと台頭してほしいと願うばかりです。
なぜハーバードが魅力的かも含めて書かせていただきますね。
対本宗訓先生の医療講座に通いながら先生の著作を手に入るものは全て購入して、私の中では先生のおっしゃるホリスティックな観点から身体を学びたいと思い、芋づる式に読んでいたら行き着いたのが今回の2冊。お二方ともハーバード医科大で学びを深めました。
ハーバードに行かれる方は非常にスマートに見えて、バリバリ学ぶというよりは、その人にとって学ぶことが自然であり日常なのでそこを特に強調する必要はない、と感じます。それよりも、どこにview point(視点)を置いて切り込んで学ぶか…がハーバード関連本の醍醐味です。
柳舘さんの「ハーバードで学んだからだを正す意識の力」は、医師でありスピリチュアルカウンセラーでもある著者の慈愛に満ちていました。
先月対本先生の講座で学んだケリーターナーさんの本や、アンドルーワイル博士のことも挙げられており、対本先生の見ているものととても近いです。
後半部分はスピリチュアルカウンセラー視点が少し強い気がしましたが、ホリスティックな観点から医療を見たい方にはオススメしたいです。マッサージで合う人になかなか出会えない、という方には柳舘さんの「セラピストは明るく健康な方を選びましょう」(p119)という言葉を送ります。セラピストとして、私もそうありたいものです。
川﨑康彦さんはハーバード医科大で学びながら、医療を書くというよりは、著書では脳の使い方、意識の持ってゆきかたを書いてます。7ヶ国語を学ばれる医学博士。既に意味不明な領域です(笑)
でも書かれていることは非常にシンプル。アロマの効用に関しても書かれてました。
16時前後のランニング、ウォーキングも良いとか。脳が少し疲れる時間帯にリフレッシュになるようですね。
私も16時はちょうど陸上コーチの時間なので、引き続き足を鍛えながらアタマを鍛えます(笑)
トライとエラーの重要さも書かれてて、ワクワクの維持とか継続の重要性とか、「基本のき」を丁寧に書いてくださってます。
私はなぜハーバードが好きかというと、「知が開かれている」部分に魅力を感じます。多様性に寛容で、その多様性を認める懐の深さは何だろう…という好奇心から読み進めることが多いです。
ハーバードの理念、「…学生の知性.人間性いずれにおいても最大限の可能性を引き出し、やがて学生をして社会に貢献する」(←google検索ですみません🙏)、この「貢献する」ための人材を輩出している気がして、引き続きこれからもハーバード関連の本は読むだろうなと思います。
インプットとアウトプットの速さと量がうっすら学歴のヒエラルキーになってる日本とは、また少し違う視点をアメリカは持ってるなと感じます。ここは私の個人的な所感なので読み流してくださいね。
最後に、ハーバード医科大で学んだ方の本をふまえつつですが、対本宗訓先生の素晴らしさを改めて感じます。
そのエッセンスは著書「霊性の医療をひらく」に詰まってますが、後日対本先生の本特集で記事を書きますね。京大の哲学科からの臨済宗トップからのお医者さんは語彙も優しさもその深みも、生まれてきてくださり同じ大館の空気吸わせてくれて本当にありがとうございます😭🙏…としか言えません。ホリスティックな観点でズバ抜けた生き方をしてらっしゃると心の底から思います。
対本先生の医療講座は11/28(水)大館記念病院にて、14時~15時です。
少し話が逸れちゃったかな…。
長文お読みくださりありがとうございました🍀
写真は柳舘さん、川﨑さんの本。ホリスティック医学の親分、ワイル博士の本がAmazonで$1でした💓対本先生の「霊性の医療をひらく」は読むだけで癒されます。ホリスティック医療に関心がある方には、まずはこちらをお勧めします。