息子達は春休み真っ最中です。

芭蕉さんはそぞろ神や道祖神の招きにあって準備を整えて旅に出ましたが、私も漂泊の思いに駆られて日帰りで青森に行きました。

本日は保育園も休み、開店休業。甥っ子も誘って、男5人、女1人の大名旅行です。GWはほぼ毎日野球か陸上の試合なので、シーズンギリギリ前に時間があるのは春休みの平日、つまり今だけです。レッツゴー!

行き先は行きたい人が決めれば良いのだと、「三内丸山遺跡」をリクエストして行ったのですが、なんと冬季休暇中…。近くの北秋田市にある伊勢堂岱遺跡も冬場は博物館以外は入れませんし(おそらく雪のため)、以前ふらっと行った青森側の白神山地も冬季の休業期間が長いので、旅行で東北の遺跡関連に行かれる方は事前のチェックが必要です。残念ながら丸山遺跡は4/6からでした。

途中のパーキングエリアで青森の食料を買い、紅玉のリンゴジュースに感動…👀確か160円だったのですが、驚きの酸味と後味。さすが青森!

遺跡から500m先に県立美術館がありまして、気を取り直しレッツゴー!

奈良美智さんの絵やオブジェが有名ですが、棟方志功やウルトラマンの制作に関わった成田亨さん、寺山修二さんはじめ、青森の著名なアーティストの作品をたくさん見ることが出来ました。

大人510円、小中学生100円、見る価値アリです。

4月ですがあいにくの雪ゆき雪…❄️めちゃくちゃ寒いです。SNSのプロフィール写真も新しくしたかったのですが、周りが雪なので諦めました。どこでもジャ〜ンプ!

お昼は青森市内へ。市役所のビル「アルバ」はエレベーターが磯の香り。なぜならば地下にアジア的な海鮮市場!那覇の牧志公設市場を思い出しました。

海鮮丼を食べようと思いましたが、価格が思ったより高く、肉を食べることに…。育ち盛りの野球部3人+保育園児な、のでやっぱりよく食べるんですが、海鮮丼に2500円か~…と悩んで、結局はマグロを買って帰ることにしました。これならたくさんみんなで食べられる…。…と、主婦根性丸出しです。

東京にいた頃も、そして時々行く旅行でも思うのですが、いわゆる観光地価格の食べ物にどこまで支払おうかな…と割とシビアに考えてしまいます。

この金額ならこうしたい、という道があればそうするし、本当に払う価値があれば払うし、その時によって悩むところですが、自分の核になる経済感覚はあまり緩みすぎないようにしたいものだなぁと思います。

提供する側も店舗料、輸送費人件費はじめコストはかかっているので、相応の価格になるものももちろんありますが、自営業の祖父母、両親を見ながら自分も経営者になって、コストの感覚は大切にしたいものです。

私の仕事の単価に「何万円」という設定をしないのはその辺りの経済観念からです。要するに何事も自分の軸がどうありたいか、という辺りが経営者は問われる気がします。なぁなぁになると仕事そのものがなぁなぁになる。

絵の仕事をいただくようになって、先方のこだわり具合によってこちらの手間や時間も相応にかかる場合は対応をしなくては…とは思いますが、駆け出しの今は明朗会計がいいなと思っています。まだまだ1年目、ゆっくりいきます。

ほぐほぐうさぎは大体3000円と心に留めていただけたら幸いです。メニューも少しずつ変えてゆくかもしれませんが、しばらくは変えない予定です。

旅行の話のつもりが経済の話になりましたね。

まだまだ話したいことはたくさんありますが、ゆっくり書いて味噌のようにブログが熟成してゆけばと思っています。

写真は地下の市場で仕入れたマグロとウニで作った夕飯です。海が近いところに来たな~と感動しながらいただきました。青森市の発想は地域の経済のことを考えてて参考になりました。丼の価格から推察するとネックは店舗料かなと思いますが。

子供が小さい頃しか付き合ってくれないから、今を大切にしなさいよ~と海鮮市場のおばちゃんが笑ってました。おっしゃる通りだと思います。

付き合ってくれる息子や甥っ子にも感謝です。

さ、明日からまた頑張ります。今日もお読みくださりありがとうございました😊