私のお客さんのターゲットは高齢者の方も含まれています。

「おめぇに市日で肩もんでもらったから、しっかりやってもらおうと思って…」と相手の方とお話しする機会ができたのですが、高齢者は小学生と比べて話すのが難しいです。

「おめーの家さ、この辺りかと思って行ったんだけどよ、看板もねえしわかんねばって、近くの営林所さで待ち合わせればいいか?」と言われまして、

「いいですけど、営林所の場所ってどこでしたかね?わたしまだ不慣れなので駅で待ち合わせでもよろしいでしょうか?店に看板はありますからご安心下さい。因みに住所は◯◯です。」という旨をお伝えしましたら

「おめ~営林所の場所さもわがんねーのか?家に看板もねえし、おめのこと信用ならんくなった!もういい、ありがとさん!」

…と、電話終了してしまいました。車に当てられたタヌキのような気分です。

さすがに一方的な誤解が多すぎて、繋いでくれた方に補足の電話をしたのですが、高齢者と関わるってこういうことでもあるのね…と気づきがたくさんです。

相手に伝えることが、いかに難しいかを相手から学びます。

もちろん高齢者でも話がスムーズな方もいれば、小学生でもこの子にはどうやって伝えたら…と対応を考える子もいます。

相手に伝える伝わる方法は常に考えなくてはと思います。

丁寧に話してるつもりでも、標準語なだけで冷たく感じることもありますしね…。かといって方言にしてもまだ違和感があるでしょうし。熟成されてない味噌みたいな感じで、言葉がまだ馴染んでないから。

日々学びでございます。

まあ、男性のお客さんだったのでサロンに来ていただくのは少し抵抗があったわけですが…。夫も別室で仕事してるから、断りはしなかったのですけどね…。

捨てる神あれば拾う神ありというか、こんなやりとりの後に仕事の依頼をいただきました。

絵のお仕事をさせていただいたご縁の方面から、なんかいいなと思って…ともみほぐしの連絡をいただきました。

縁はどこで繋がるか、本当に方面は様々で驚きます。

繋がるご縁に感謝して仕事に向き合いたいものです。

ボヤきにお付き合いありがとうございました。

写真はわが家のポコちゃんです。生きててくれるだけで癒されます。