今回のお題は仙厓義梵さん。禅のお坊さんです。だんだんと対本先生の講座が禅問答的になってまいりました(笑)

仙厓さんからどうやって医療になるんかいな?と、頭にクエスチョンマークがたくさん「???」となりますが、面白くてためになってコーヒーまでくださるこの素晴らしい講座を広め隊長したいのです。

生涯学習と言われて久しいですが、医療や健康に関心ある皆さま、まずは対本先生を押さえましょう!対本先生の言うことを聞いておけば、ホリスティック医療の学びを深められながら、医療の現場も教えてもらえて、オカルト扱いされない引き出しがたくさん!うーんと唸るしかありません。本当にすごいな…。

日野原重明先生亡き今、これからの医療界をぐいぐい引っ張っていってほしいものです。医療界の「い」の字も知らない私が書くのはやはりおこがましいのですが、先生のメッセージは福音だと感じます。あ、福音とは英語でgood news、英語の方が伝わりやすい珍しい日本語ですね。

前置きが長くなりました。

そう、仙厓さん。なんともかわいい絵なのです。なんだこの円成実を体現してる感は…!

真似して三男とお絵かきしてみました。
ほっこり〜💓

実際はもっともっとゆるかわいいです。

詠む句も味わいがあります。老人六歌仙。

しわがよる ほくろが出来る 腰曲がる 頭がはげる ひげ白くなる

…って、そのままありのまますぎて言葉が出ません。なんだろう、禅のお坊さんのそこはかとなく悟ってる感は。

宗派の違いを何も知らない私が語るのはやはりおこがましいのですが、私は仏教なら禅がいいなぁと思います。実家は浄土真宗だったのですが、お世話になるのは法事とお葬式…。この辺りは脱線したら長いのでここで留めます。私の専攻はお坊さんの子息だらけでしたが、禅宗の方は浄土系の方より「世捨て人」感が漂っていて、味わいがあるなあと感じたものです。同級生が卒業後に永平寺に修行に行く話など、結構ふむふむと真剣に聞いてました。お坊さんヒエラルキーがあるんだなぁ…と頭の片隅に残ってただけに、対本先生はお坊さん修行時代に管長(トップ)になられてああとんでもない偉いお方がよくぞ大館に来てくださったもんだとありがたいのです🙏トップの座に安住せず、お医者さんに転身したところもロックですごいです。

老人六歌仙からの、老いの捉え方にも言及されてました。

ゆるやかに枯れてゆく様を本でも書かれているとのこと。読み終えたらまたこちらでシェアしたいものです。先生の本はこちら。

最適な老化、不自然ではない老いについていつも考えさせられます。

老いてから人生の終わりを考えるよりも、今のうちから考えるのが、より良く生きる、生ききる一つの道かなと思います。個人的には高校時代に公言した夢が「いいおばあさんになる」なので、願わくばほどよく老いて、ロッキングチェアに揺られながら眠って旅立ちたいなぁ…なんて夢を見てしまいます。

ロキソニン、カロナールなど鎮痛薬のことも教えてくださいましたが、いかんせん、なかなか飲む機会がないので知識としてふむふむ…になってしまいます。

対本先生の記事を書くようになってから、医師の方々ともご縁が繋がり、自由診療で独立してらっしゃる方々と繋がる機会が増えました。

講座の最後で対本先生の理想の医療を述べられてましたが、ナチュラルな医療だけだとなかなか経営とリンクしない点をおっしゃってました。お医者さんも診療報酬で成り立ってますからね〜…。

ホリスティック医療であえて独立せず、様々な医療を学びながら、本流から逸れないところが対本先生の凄味だなと感じます。

これからも医療を、様々な引き出しを使って興味深く発信していただけたらなあと思います。

完全に虎の威を借るうさぎさんになってますが、学んだことをまとめると聞いたことがスッキリするのがブログを書く良さでございます。脱線だらけですけどね💦

長くなりましたが、今日もお読みくださりありがとうございました🍀

次回の講座は3/27(水)14時〜大館記念病院4階にて。

仙厓さんのかわいい絵はこちらからご覧になれます。ツモリチサトさんの世界みたいなかわいらしい絵です。ほっこり〜🍀

可愛いすぎて病みつきだ!江戸時代の絵師 仙厓義梵のゆるふわ日本画コレクション