兄から「こんな本がある」と教えてもらい、早速読んでみました。

偏差値70からの甲子園という本です。

文武両道な高校を取材した本の1つに母校が取り上げられていました。

 

甲子園=野球のインターハイで、私も進学校から陸上のインターハイを目指した身として興味深く読みました。

結果として行けなかったけど、意地で県大会は優勝したからリーチした程度かな?強豪校だらけの愛知で優勝って結構大変でしたよ~💦勝負の分かれ目は努力はもちろん、運という名の気づきもあると思います。3度優勝できたのは、運が良かっただけ。ガツガツしてる時より無心なほうが記録は良いし。

愛知県大会優勝=全国で上位目指せるよ、みたいな構図がうっすらありまして、本当に名古屋の私立は強い。

感想→やっぱりみんな集中して勉強してんだな~。すげーや。…です。

体力のない私は部活終わるとそこから勉強が難しくて、進学校の容赦ない課題に死にそうになってましたが、同じ部活でも賢い子はみんなすらすらっとよい学校に進んでました。同期は歯医者さんたち、1こ下は医学部さんたちという印象。

振り向けば400番(420人中)という私には拷問かよ!という追試だらけの日々でしたが、追試も面子が決まってくるので言葉にならない連帯感みたいなものがあって楽しかったです。勉強するよりリラックスして音楽聴きながら本読んで漫画読むことに没頭してましたが、横山光輝さんの「三国志」みたいに号泣して一気読みして、そのまま中国への道へ繋がってる分野もあるので落ちこぼれ街道をひた走ってましたが無駄ではなかったと思います。

お子さんを文武両道に育てたい方には、賢い子たちの素の声が聞けておすすめです。

取材当時、母校から東大進学は10人とのことですが、私の学年はおそらく過去最高な29人(..かな?うろ覚えですみません)、クラスからも5~6人東大さん達という最大勢力でないかい?という印象でした。「東大、私立クラス」みたいな、えげつないクラスだった記憶あり。

不思議と絵に描いたような「がり勉さん」がいなくて、特に現役で東大行った方々は勉強はオマケみたいな涼しい顔してる印象があります。勉強以外にも得意技を持っているというか。努力が当たり前なのでしょうね。見習いたいものです。

あとがきに一番大切なのは友の存在と書かれてて、うんうんと頷きながら32頁に渡る母校の記事を楽しみました。

進学校でありながら甲子園目指す人達を取材するという切り口が面白かったです。

お兄ちゃんが行くからわたしも~…と、高校も大学も兄を追いかけてる感じですが、母校大好きじゃー!と叫べる選択ができてよかったかなと思います。兄上ありがとう。

そして母校さんたち、入学させてくれてありがとう🙏💓

努力は無駄でないよと、これからもコーチしながら言い続けてたいなと改めて思いました。まあ1人くらいスポ根おばちゃんがいても、地球は雑音と笑って許してくれることでしょう🌍

で、何で中学で1番取りながら高校で最後尾を突っ走っていたかといいますと、チヤホヤされると転落は早い、それだけです。

中学2年で1番取ってオール5取って県大会2位、中学3年で全国4位の賞状をもらった時点で同級生からは挨拶のように「高校選び放題でいいな〜」と言われ、先生にも「必要な奴に内申まわすから、おまえはギリギリの内申で推薦受けとけ」と言われ、ああそんなものなのか…と脳みそが緩みきった分だけ、勉強できちんと努力した子にあっさり追い抜かれただけです。当時は妙なプライドもあって、推薦でなくても名古屋の私立受かるもんね〜とこっそり受験もしたんですけどね。推薦じゃなくても受かったぞーって言いたくて。あと、推薦落ちた時用に受験は必要でした。

学費も通うのも大変だっただろうから、地元の公立に受かって良かったです。

積み重ねた事が必ずしも報われるわけではないけれど、積み重ねは無駄ではない事を学んだのも学生時代。そしてあんまり欲ばりすぎちゃいかんということも学びました。

私はどうやら天才(もどき)とかバカとか狂人とか極端なものを選ぶ人生。自覚があるからこそ静かなところで静かに過ごしてます。地味な川下で仙人みたいに生きたい。

息子にも「お母さんはパッパラパー!」と笑われてるし。

精神科保護室もみんな怖がったり隠したり心配するけど、何とも思ってないし、素晴らしい方々に会えた宝物みたいな場所。家族には申し訳なかったなと思うけど。

そういう部分を覗いて肌で感じとって伝えるのがわたしの使命。チャレンジャー人生。

人生は一生学びの場でございますねぇ…。