コーチをはじめて3ヶ月。

誰にも頼まれてないのにいきなりコーチさせてもらい、この人どうしたの?、…とおそらく思われながら試合にも出させてもらい、昨日は一応の集大成、県大会が終わりました。

「クラスの女子10人中4人で作ったチームが県大会で強いチームとどこまでたたかえるか。」がわたしの関心事で、5月に市内7位からスタートして、県の12位までいけました。タイムもこの2ヶ月で5秒上がって、いい夢見させてもらいました。ベストタイムが出て、優勝チームとも走れて満足。

家に帰ってタイムの分析をしていたら、
「陸上バカっていうか、そこまで好きなら変態って感じ」と夫に笑われました。

「バカと天才は紙一重っていうでしょ?わたしはさ、むかし県大会で3回勝って全国にも行ったから部類としては一応天才でしょ?だから今は陸上バカとして生きてくって決めたんだよ〜ん♪」

と言い返しました。

上を目指して夢見た分だけ還元セールしたい、というのがコーチをはじめた理由かなと思います。

「あなたのジーニアス(天才)は何か?」と、最近読んだハーバードの本で書かれていて、「自分自身の天才を理解し、それが毎日発揮される選択をすることが、自分の幸せにつながる」という部分に深く気づきがあって今そうさせてもらってます。(石角友愛さんの本より引用p103)

天才=何かにすごく長けている非凡な才能

そんなの私には無い、と諦めずに自分の歴史を掘り返しまくることで気づくことはできるんじゃないかなと思います。わたしは文章書き続けてたどり着くことができました。
才能がある人のほうが謙遜するクセがついちゃって、蓋して案外気づかなかったりするんじゃないかなと感じます。

わたしはたまたまそれが陸上で、コーチさせてもらうことで幸せを感じる日々です。

わたしが才能として天才かというと、たまたま運ですと言いたいですが、「どこまで上を目指せるか」という勝負師根性が大部分を占めていて、「確実に全国に行ける才能の子」では決してなく、「実力的には県で5位くらいだろうけど、とことん勝負しに行った」だけで、今自分のその部分を言語化できるからコーチさせてもらってるのだと自己分析しています。

当時監督から知りたかったことを伝えてるだけ。それは競技してきた人がいちばん知ってるかな…って。

長くなりました。

ではでは、陸上バカの記事をお読みくださりありがとうございました。

よい1週間になりますように。

写真は秋田市八橋陸上競技場。