昨夜はユヴァル氏の特番を観ました。著書「サピエンス全史」は世界で1000万部売れているそうです😳今回の特集は新作、「ホモ デウス」がメインです。

貨幣経済の特集と、人類が進化する先に行き着く未来は…という内容で非常に考えさせられました。

もう既に一部凌駕されている感覚はありますが、AI化が進み人間の知の部分と意識の部分(喜怒哀楽含む)が乖離し、知の部分においては人間は神の領域に達するのではないか…という考察と解釈しましたが、間違っていたらごめんなさい🙏

人間に神的な知力がついて、必要な人に必要な医療を提供できるなど良い方向に働けば福音ですが、その万能感が悪い方に働いたらただの悪魔だな…と個人的には感じます。

この辺りを書こうとすると極論に走りそうなので所感に留めますが、昨日の記事でモノだらけの世の中にも世も末と書き、大晦日の紅白の一貫して賑やかな映像を眺めて平成の世も終わりだなと思い(全部見てないのにこんな感想でごめんなさい)、あらゆることが溢れかえっているとは思います。モノも情報も。

その中で上質な情報に触れられたらラッキーで、上質な情報を基に人生の大海を航海したら楽しい人生だろうなと感じます。

ユヴァル氏は本できちんと読んでないですが、とにかくすごい人なのはわかります。

夫が一時期ハマってまして、サピエンス全史はきちんと読みたいなと思いながら、まだ夫を情報源にしてふんふんと聞くにとどまってます。

作者は違いますが、「銃.病原菌.鉄」で人類史を読みながらの流れで「サピエンス全史」にハマっていた夫ですが、彼は彼なりの見通しを持って生きているので一緒に生活していると面白いです。ハッ!と閃いた時の舵切りにびっくりしますが、私も相当自由を与えてもらってるので、夫は夫で自由にサーフィンしてほしいなと思います。

最低限、あったかい家でご飯食べて眠れたら大体ヨシという思想の元に生きています。

大幅に脱線してしまいました。

ユヴァル氏の人類に対する見通しは、おそらく当たるのではないかとインタビューを通して感じました。

神的になったヒトがどう行動してゆくのか。そこに平和が描けたら美しい未来と思います。

AIを通じて環境汚染に歯止めがかかり、リサイクルシステムが進み、農業やら医学やら発展してくれたら嬉しいですが、軍事産業に活用されているとのレポートに、ああこっちにも進んでしまうのか…と、そうなると破壊も進み救いがないなと感じます。軍事=ダメというのも短絡的でよろしくないとは思うのですが、神的な知能を持って進化するならば、人が人と争わなくても良い未来を描いてほしいものです。

やはり一個人としては、神は神、人はヒトという入ってはいけない領域があると認識しながら粛々と生活してゆきたいものです。

そんな気持ちで特番を眺めてました。

今年は本をたくさん読む年にしたいです。

ではでは。