頬杖をつく

ぼーっとする。

要するに、これが私なのだけれど、

正気と狂気と歓喜の間に自分をシフトすると、

わけがわからない人が

こんにちはと出てくる。

それは潜在意識というそうな。

私はそのわけがわからない人がずっとこわかった。

たくさん助けてくれるのに、

自分ではコントロールできなくて

怖かった。

今はこわくない。

たぶん仲良くしてるから。

その人はよく言えば

不器用な私をサポートしてくれる。

でも不思議だね。

色々器用だと

器用貧乏って言うんだって。

何にもならないじゃんね。

義務教育だと何でもできるようになるといいねって感じで導かれるのに、

結局のところ貧乏なんだって。

あー不思議不思議。

なんだか全てが虚しくなって、

しばらくキライだとフタをしていた

こわい内なる私を

今年はたくさん愛した一年だった。

暴走する自分も

迷走する自分も

スキでキライで

大好きだ。

 

もう一度頬杖ついて、

深呼吸して、

涙を拭って

夕ごはん。

あったかいご飯が

結局のところ

私を救ってくれるのです。

 

残された人生で、

わたしは

どれだけの愛を

紡ぐことができるのだろうか。

 

黄昏の時は既に夜。